一生を懸けて償うしかない

部屋を掃除してたら頭がパンクしそうだったときに頭の中の思いを吐き出すために書いてたノートが出てきて、手で書くのめんどくさかったなあとか思ったのでパソコンで書くようにし始めました。たまに書きます。

はてなブログにしたのはなんとなくはてなブログのロゴが好きだからです。

2018年にブログを始めるのかってのはなしで。

中学生のときには地元でアメブロが流行ってて、クラスの半分くらいの人がやってたように思う。何かで悩んでる人が記事を書いたりすると、次の日学校で他の人が相談に乗ってあげてたりしてなんかいい環境だったなとか思い出してたら、当時中学生だった僕はしょうもない記事しか書いてなかったのも思い出した。

アメブロのアカウント名も思い出したし、恥ずかしいから消したいんだけど、そもそも見に行くこと自体が恥ずかしいのでアカウントまでたどり着くことができない。一生しょうもない記事がインターネットに残り続けるかと思うといたたまれなくなってくる。一生を懸けて償うしかない。

田舎あるあるで中学校のときは携帯を持ってる人が少なくて、ヤンキーしか持ってなかった。休み時間にイケてるグループの人が前略プロフィールで他校の生徒と連絡を取り合っていて、なんだそれは楽しそうだなとなっていた。家に帰るとすぐ地元で有名なヤンキーの名前を前略で検索してページを見た覚えがある。変態。

イケてるやつは前略。といった風潮だったので僕は当然やってなかった。ゲーセンに入り浸ってた僕はゲーセンに溜まっているヤンキーの先輩にたまに気に入られて、「前略教えてよ」って言われてもやってなかったし、もしページを作って学校のやつに見つかった際には終わるに決まっていると思っていたのでずっと口ごもっていた。今で言う「Facebookやってる？」「インスタやってる？」と同じパワーを持ってた。

その当時の大人はmixi全盛期で成人の6人に1人が会員だったらしい、すごいね。大人の中では「mixiやってる？」が今後仲良くするか、連絡を取るかどうかの勘合符だったんだろう。怖え。

自分はページを持って無かったけど、いわゆる陰キャラまっしぐらで、ゲームをしたり音楽を聴いたりしかしていなかった自分からしたら、前略でタバコとか酒とかセックスについて話してる14,15才のヤンキーが別の世界線の人みたいでなんだかワクワクした。何日かに一度思い出したように検索したり、噂話でやんちゃそうな他校の生徒の名前が出てきたときは検索しては中を覗いてた。自分の思っていないことが起きている世界を見ると僕はすげえなんだこれって興奮するんだけど、絶対にこの影響だと思う。ばかみたいだな。

僕が高校生になった頃、弟の年代の中学でもまだアメブロは流行っていたらしい。学校の流行りってすごいな。

子供の中では携帯は買ってもらえなくても、iPod touchを買ってもらえればパソコンを持ってなくてもアメブロが書けるってんで、iPod touchを持ってるかどうかがステータスだったみたい。

僕らの頃は自己表現をしている人が多かったんだけど、弟の年代では先生や同級生の悪口を書くためのツールになってたみたいで、PTAで問題になって親がiPod touchを買い与えないようにする動きがあった。

当時、そんなことに使うのって悲しいなって思いながら僕は弟に使い古したiPod touchをあげちゃった。悪い兄貴。

でもどうやら弟はアメブロや前略、mixiをやることなく、ひたすらレトロゲームについてインターネットサーフィンをし続けていたみたいだったので良かった。素晴らしいぞ弟。でも兄弟揃ってレトロゲームオタクはやばい、怖いもん。奇人変人。

今の中高生にはアメブロがtik tokに変わってるのかなって思って、tik tokはなんとなくイメージだけで嫌だなと思った見たことなかったけどインストールして見てた時期がある。

音楽の権利がガン無視だったり、海外にパクリ元のアプリがあるらしいけど、よくわかんないし置いておこう。

そんなtik tokでもすごいなって思うこともあって、それはみんな「やりきれてる」ということ。

今までvineとかtwitterにポストされた中高生の「元がある動き（芸人のネタ真似とか）」ってほとんどのポストが最後までやりきれてなかった。十中八九途中で笑っちゃってそこで動画が終わる。何だこれって思ってたけど本人たちは楽しそうだしそれでいいっか。でもtik tokはみんな最後までできてる。すごい。なんかすごい。

学生時代の野球部の人に嫌なイメージしか持ってなくて、坊主で、これ面白いでしょーーって顔をした子の投稿には生理的な拒否反応が出て直視できなかった。野球部の人ってなんであんなに野球部であることに自信満々なんだ。

#水着とか#海とかでタグを検索して女の子の動画を探すっていうライフハックをしようとしたんだけどtik tokは厳しいみたいで全然検索に引っかからない。煩悩を叩き潰された気分とともにアプリをアンインストールして僕のtik tokライフは終わりました。

珍しく一人でお酒を飲みながらなにか新しいSNSないかな、でもすぐ飽きちゃうんだろうなって思いながら書きました。

ここ2日くらいただ数字が増えるのを見続けるだけのゲームをやってます。これゲームなのか？病気が悪化しそうだからそろそろやめたいんだけどずっと見ちゃう。なんでだろう、怖い。